岐阜県支部

 1991年に樹木医制度がスタートし、30年以上経過しました。
 当初は各地にある巨樹、古木等、ふるさとのシンボルが、異常気象などの環境劣化や病虫害の多発により樹勢が衰えた樹勢を回復させるべく、保全に係る専門家を育成・認定する制度としてスタートし、現在まで多くの学識経験者や先達の方々の努力と、地域で保全に取り組んでおられる方々のお手伝いをさせていただき、幾つもの実績を残す事が出来ました。
 現在では、こうした巨樹・古木だけではなく、公園の緑化木や街路樹等の我々の身の回りに生えている樹木が引き起こす痛ましい事故を防ぐための樹木腐朽診断や、都市内環境改善のための「緑のインフラ」(アーバンフォレスト)に関する提案等、ふるさと岐阜の豊かで多様な緑とそれに支えられた文化を次の世代につなぐため、緑の守り手として尽力して参る所存です。

令和4年〜令和5年
支部長水崎貴久彦
副支部長遠藤一二巳
理事臼井康裕
理事山腰哲也
理事大平猛司
理事/事務局安江純一
監事今西 功
監事大橋章博
(岐阜支部会員)39名

平成3年 日本緑化センターによる樹木医認定制度が始まる

平成4年6月 日本樹木医会が設立される

平成5年12月 岐阜県樹木医会が日本樹木医会の岐阜県支部として設立される

平成21年7月 一般社団法人日本樹木医会設立に伴い、一般社団法人日本樹木医会岐阜県支部(通称:岐阜県樹木医会)に移行する

 岐阜県支部では樹木医の知識と技術を通じて地域社会に貢献することを目的として、会員の資質向上のための研修、技術の普及のための講演会や依頼に基づく個別指導を行っています。  団体では資機材を保有していないため、請負や受託で実施する事業は市町村や学校などから依頼された診断調査としています。
 個人邸など民間からの依頼については会員の紹介で対応していますので、診断・治療の依頼については各地区の担当または事務局にお問い合わせください。